とのとひめ

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今も昔も変わらない、お子様やお孫様のお健やかなご成長と、お幸せへの願いを込めて。

伝統工芸・江戸木目込人形の心と技を注ぎ込んだ、小さな親王飾りです。手のひらに乗るほどのサイズながら、華の咲くような、明るく温かな存在感で、ご家族の桃のお節句を彩ります。

いつまでも眺めていたい、温かな気持ちになるおひなさまです。

ご当代の松崎幸一光さんは、日本工芸会正会員でいらっしゃり、数々の受賞歴をお持ちの現代の名工。日本で唯一「江戸木目込人形」と「江戸節句人形」（衣裳着）の両方の伝統工芸士さんとしても知られています。その作風は、品よくふくよかな可愛らしいお顔と、古風で抑えの利いた絹の衣装合わせが特徴。「飽きが来ず、長く飾っていただけるように」という代々のスタイルを貫いています。

小さなおひなさまは、こまかな細工に大変気を遣います。見えないところまで丁寧な、きっちりとしたお作りは息をのむほどで、毎年飾るたびに感動します。

本品をお選びくださったお母さま、おばあさまのお声で一番多いのが、「どんなに忙しくても、毎年飾りたくなる。選んでよかった！」です。大切な幸せの風習を楽しみながら繋げていくために、扱いやすさはとても重要なポイントです。

雛道具も、すべて細かな手作業でお作りしています。
屏風は、東京都墨田区・片岡屏風店謹製。江戸からかみの刷りはとても美しく、かつ小さな細工が難しい逸品で、細部まできっちり作りこむ端正さには背筋が伸びます。花橘はさいたま市の岡半により、一輪一輪、気の遠くなるような手間をかけて作られています。丁寧な手作りだからこそ、小さな世界がぐっと引き立ち、透明感と奥行きと心地よい緊張感が空気を作ります。ぼんぼりと行器（ほかい）は、こちらも伝統工芸の駿河雛道具。さすがの品質、美しい存在感です。

収納箱と飾り台を兼ねる専用桐箱は、最高級の国産桐できっちり丁寧にお作りしています。A4サイズよりひとまわり大きい幅34cm奥行き22cmで、高さはわずか11センチ。

つくる人

製作：松崎人形

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