お子様、お孫様のお健やかなご成長とお幸せを祈って、幸一光さんがこころを込めてお作りする、昔ながらの素材・技法による伝統的工芸品指定、「江戸木目込人形」。
「小さな本物」をお探しの方に、おすすめの作品です。
松崎幸一光さんは、日本工芸会正会員、数々の受賞歴をお持ちの現代の名工。日本で唯一、「江戸木目込人形」と「江戸節句人形」(衣裳着)の両方の伝統工芸士さんとしても知られています。
その作風は、品よくふくよかで可愛らしいお顔、古風で抑えの利いたお着物の色合わせが特徴。「飽きが来ず、長く飾っていただけるように」という代々のスタイルを貫いています。
「立ち雛」は、なんと言っても、雛人形の起源に近い、本質的で素朴な姿が魅力です。
大切なお子様のお守りとして、凛とした愛らしさと、華やかなお祝の温かさが同居しています。
もともとは、祓(はらい)の形代(かたしろ)が人形化したと言われるひな祭りの風習。古来は紙で出来た簡素な姿をしていたため、紙びな、とも、神びな、とも言われ、男女一対の立ち姿をしていたので、いつしか「立ち雛」とも呼ばれるように。
江戸時代を経て、様々なひな人形が作られるようになりましたが、「おひなさま」といえば、古風なこの立ち姿を思い浮かべる方も多いです。
女雛の身長は、およそ13cm。あまりにも可愛らしいサイズでありながら、正統派の存在感が光を放ちます。小さいほどに作るのが大変ですが、細部まで丹精込めて、お人形用に吟味された金襴緞子の絹織物を丁寧に木目込んでいます。
ここかしこオリジナルの金屏風は、小さいながら、ボードに和紙を貼った簡易的なものではなく、きちんと骨組みを組んで和紙を重ねて張り合わせる本物の作り方。なので、軽くて安心で、反ることもありません。収納と飾り台を兼ねる桐箱は、A4より小さい幅25cm弱に奥行き19cm弱、厚みはなんと10cm。こちらも、最高級の国産桐を吟味してきちっと丁寧にお作りしています。
「本物を、できるだけコンパクトに」とお探しの方に最適です。
おひなさまは、お子様を囲む大人たちのかけがえのない愛のかたち。大きくご成長されてからも、愛着を持ってお側に飾っていただける、そんなお雛様です。
飾るときは、女雛の方を少しだけ前に出すと、バランスがよくなります。
Spec
伝統的工芸品 江戸木目込人形
素材:素焼、胡粉、桐塑、絹
サイズ:男雛(10cm×4.5cm×15cm)女雛(7.5cm×5.5cm×13cm)屏風(高さ20cm)桐箱(24.5cm×18.5cm×10cm)
※お人形のお顔を素手で触らないようにご注意ください。手の油で染みになることがあります。
発送について
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数量限定での受付となります。受注枠が埋まり次第、販売終了させていただきます。 |
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