準備するもの>まな板(段ボールや新聞紙でもOK)、麺棒など藁を叩いて柔らかくするための道具(トンカチや厚い本の背でもOK)、霧吹き(藁を濡らすことができれば無くてもOK)、ハサミ
制作時間の目安は、器用な大人の方ならお1人で30分程度。ここかしこでは、不器用な大人2名で、開封から完成まで、お喋りしながら40分ほどかけました。お子様とご一緒に作るのもおすすめです。
作る際は、「撚り(ヨリ)」と「綯い(ナイ)」の向きに注目してください。縄の作り方は、生活の道具と神事では方向(向き)が反対になります。
ここかしこの推奨する「しめ飾り」のポイントは、3つ。
1ー自分で作ると、とっても清々しい!
しめ飾りは、地域色豊かで独創的なデザインが溢れるプリミティブなアートとして、ファンが急増中。稲作文化と共にある日本人の暮らしに根ざした昔ながらの「あたりまえ」が逆に贅沢なものになった昨今、あえて自分で作る清々しい達成感でさらに上の贅沢を!
2ーシンプルでパワフルでゴージャス!
お米のついた稲藁は、デザイナーでプロデューサーの吉野敏充さんのお父さん(山形の農家さん)による無農薬栽培。お日様の光を受けて稲穂がキラキラ輝く様は、どんな飾りも不要と思わせる豊かで力強い存在感です。しめ縄用には、お米のなる前に「青田刈り」した青い藁を用いることも多いですが、お米を実らせた藁を用いる地域もあります。今年の実りと無事を神様に感謝して、頭を垂れて新たな年迎えへのリセットにするココロです。
3ー少しだけ洗練させる!
しめ縄からはみ出た藁を結構しっかりと丁寧にカットし、稲穂部分のボリュームを自分好みに剪定するのが、洗練のカギ(やりすぎに注意!)。一年を円満に、見通し良く過ごせるよう、綺麗な○に整えるとさらにgood。飾るときは、稲穂部分が重いので「重心探し」が難しいので、格好良い左右のバランスを見つけてから紙垂をつけるのがコツです。稲穂の向きに正解はありません。ここかしこの写真では、稲穂部分を高目にしてバランスを取りましたが、稲穂を横向きに持ってくるのも素敵です。お好みに合わせて剪定・調整してください。
また、ここかしこでは、100円ショップで購入した金属製の粘着フックをしめ縄にぐさっと差し込んで装着しています。
youtubeで作り方を指南してくださるのは、尾花沢でくるみやぶどうの編み細工、藍や紅花の染め仕事で活動する「工房林藏院」主宰の横澤孝博さん。現役の神主さんでもあります。youtubeのナレーションは、横澤さんの奥様であり、山形の手工芸ブランド「山から福がおりてくる」の企画を手がける栄美さん。お二人の優しさと、ていねいさ、清々しさとセンスが詰まった体験キットです。
ちなみに、ここかしこスタッフは、こぼれたお米も大切に、モミを取って、神棚のお供え用にする予定です。
Spec
無農薬栽培の稲藁、麻紐、紙垂
説明書に、作り方動画のyoutube(ご購入者のみご覧いただけます)のリンクの記載があります。
※こちらの商品に画鋲は含まれておりません。
※本品は、ギフト包装できません。
つくる人
山から福がおりてくる、工房 林藏院 (山形県尾花沢市)、無農薬米生産者の吉野さん
発送について
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