そもそも楊枝とはなんぞや。ルーツを紐解けば、紀元前500年ごろ、お釈迦様が弟子たちに、歯を清潔にすると5つの利があると教えられたらしい。(詳しくは、
さるやウェブサイトへGo!)そしてなぜ楊枝のことを"クロモジ"と呼ぶかというと、あの清々しくも美しい高級楊枝の材料が、クロモジの木であるから。クロモジは北海道から九州まで、日本列島の山野に自生するクスノキ科の灌木で、葉や枝にはじつに爽やかな芳香アリ。化粧品や石鹸などの材料になるばかりか、漢方の生薬としても使われるほど。まさに天然の高級フロスです。由緒ある料亭や和菓子の銘店などで昔から使われ続けるのも納得です。
そんなこだわりのお取引先様を多数お持ちの老舗「さるや」の、大ロングセラー「辻占楊枝」に、大胆な変化球を投げさせてしまった本品。本来、手削りのクロモジ1本1本をつつましく包む紙には、料亭や花柳界のご贔屓筋が多いこともあって、50通りもの恋の都都逸が書かれています。その内容を、さむらい言葉とそのとぼけた英訳に替え、3タイプの多当にデザインを凝らしました。時代劇ファンのあの方に。「OH~サムライ~!」と目を細めて喜んでくれそうなYOUたちに。お話のタネと日本のホンモノの良さを、心をこめてお届けします。
Spec
サイズ:135mm x 88mm (たとう外装)
素材:クロモジ(楊枝)、紙(たとう外装)
20本パックx2セット入り
発送について
つくる人
さるや
企画・デザイン/Y2