制作は、東京都墨田区で四代続く弓太刀飾り専門の山安商店。素材も工程も多い破魔弓づくりにおいては、幅広い知識と技術が求められます。和室が減った現代において、新たに加わったチャレンジは「飾り方」の提案でした。「ここかしこの破魔弓」は、壁の自由な位置に、自由な角度で飾れる補助具がついています。補助具には強力な磁石が埋め込まれており、画鋲で壁面に設置が可能です。(破魔矢の飾り方は、天に向けないよう、横向きか下向きがよいと言われていますので、それに準じる飾り方をお勧めします)
弓に意匠として巻かれた籐は、時とともに飴色に変化して艶を増し、重厚感が出てきます。鏃(やじり)は24金鍍金、美しい矢羽根はターキーテールです。床の間や和室に飾る前提では、弓立てに立てて自立させるのが主でしたが、これまでの「当たり前」よりもカッコよさを優先したら壁付けになりました!古くて新しい縁起物です。
2021年1月発送分より、設置安定性向上のため、取り付け治具の形状を変更しました。詳しくは、付属の取り付け方の説明用紙をご確認ください。また、以下のリンクから破魔弓の取り付け方をご覧いただけます。
ここかしこの破魔弓の取り付け方
Spec
素材:(弓)アガチス材、黒カシュー塗装
(矢)竹材、ターキーテール羽根
(鏃)アンチモニー24金鍍金
(弓弦)絹糸に上下紅白和紙貼り
(補助具)アガチス材台座黒カシュー塗装磁石付
(房)絹糸
サイズ:弓全体の長さ 約90cm
重さ:約320g(台座、房付)約230g(台座、房除く)
【取り扱いの注意点】
弓は木製品ですので、過度の衝撃や負荷で破損することがあります。磁石の磁気が強いので、画鋲の取り付け、取り外しの際はお気をつけ下さい。手作りのため、1点1点風合い等が異なります。
より詳しい取付け方はnoteをご参照ください。
ここかしこの破魔弓の取り付け方
ラッピング、のし掛けは承っておりません(専用箱が大きいため)。
発送について
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つくる人
山安商店