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家電メーカー勤務、山本尚明さんの場合

山本尚明さんの場合

Q これは、なんですか?

― もらったもの、拾ったもの、作ったものを、人工物と自然物、
単純な造形と複雑な造形とのバランスを取りながら順番に配列したものです。
左からインド人の知り合いにもらった仏像、海でひろってきた貝殻と石、松ぼっくりと小枝、お土産の結晶、娘作の泥だんごです。
 

Q 「こだわり」ポイントは?

― お金を通じた交換では手に入らないものを中心に選んでいます。
青い結晶だけ、サンフランシスコの雑貨屋で、子供へのお土産に買いました。
 

Q よかったことや、ジンクス、自慢話など

― 眺めていると、人間がどうして形を作り出すのか、自然から何を感じるのか、プリミティブな気持ちになります。
並び順をその時の気持ちでちょくちょく変えると、心がチューニングされる気がします。
娘の泥だんごが1番価値のあるものに思えるので、資本主義の値付けは当てにならないなーと自己満足できます。

  

 

山本尚明

家電メーカー勤務。
ココヤシを使ってお酒を作るプロジェクトwanicのコンセプトデザイナーでもある。
このwanicを通してお酒の醸造に立ち会い、日本の暮らしには”発酵”が欠かせないということを痛感、”発酵”にはまる。
現在、発酵状況を知るfermeeなるディバイスを開発中。

wanic
http://www.wanic.asia/
fermee
https://www.facebook.com/fermunication