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雲棚のふるさと

富山県南砺市井波
砺波平野の南端に位置します。

雲棚はここで作られています。


明徳元年(1390年)、後小松天皇の勅命により
この地に 井波別院 瑞泉寺 が創建されました。

600年以上の歴史の中で
3度の大きな火災に遭い、焼失してしまいます。
江戸中期、再建と指導のため
京都より御用彫刻師や大工、多くの職人が派遣されました。
寺院建築や寺院彫刻の指導を受け再建に関わった井波の地元大工たち、
井波彫刻はここから始まりました。
 
 
以降、彫刻の腕を競い合い、極め、発展させていき、
全国の寺社仏閣彫刻を数多く手がけています。
 
 
地元大工・番匠屋九代七左衛門の
瑞泉寺 勅使門の彫刻 “獅子の子落とし” は
日本彫刻史上の傑作といわれています。
 
 
 
大門(山門)にある龍。
 

火災に遭った際、
この龍が飛び出して炎を消したとされる伝説を伺いました。
 
 
 
 
念願の瑞泉寺訪問は、
木彫刻で埋め尽くされ荘厳で吸い込まれるような迫力に圧倒され
見た事の無い文様やカタチを
目で追いかけるのが精一杯。
 
 
口を明けたままキョロキョロしていたため
写真がまるでないです。
 
 
 
 
お参りに行くと目にする
由緒ある厳かな雲のたなびき、お家にあったらすごいな〜

という憧れと、

いただいてきたお札を、気持ち良く思いを込めてお祀りしたい!

という思いがドッキングして生まれた【雲棚】
 

 
 
いかがでしょう!
歴史有る、名工に代々受け継がれている
井波彫刻の【雲棚】
 

ヤスリを一切使わない、ノミで仕上げる
小さいけれど、本気です!
 
 
 


瑞泉寺
http://www.geocities.jp/inamibetuinzuisenji/
現在、本堂の修復工事が進んでいます。通年、様々な行事をされており、特に夏に行われる太子伝会『絵解き』太子絵伝をもとに聖徳太子の一生をご解説くださる説法が有名です。


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