ぼんやりしていると
急に訪れた開花の時期を逃してしまうと
あわてて花見に出掛けた
いつもの通り
鼻先でいろんなところを検索しながら
目的地まで1時間ばかり
天王寺に着いて
大仏様の前で手をあわせてみたり
満開の桜をバッグに
女子力もUP!
したような気になり…
あいにく天気は曇りだったけど
谷中墓地のお空は桜色でした
[まめが散歩したところ]
●天王寺 東京都台東区谷中7丁目14−8
天台宗の寺院。JR日暮里駅南口から目と鼻にあり、谷中霊園の入り口に位置する。
明治維新まで霊園のほとんどの土地をこの天王寺が所有していた。湯島天神と同様に「富くじ」(現代でいう宝くじ!)が許されていたというから、当時、相当に大きなお寺だったということがうかがい知れます。
天王寺の前身、感応寺の最後の住職、日遼が鋳造した、約5M弱のお釈迦さまがお座りになっているお庭はいつ行っても清々しい気分にさせてくれます。谷中七福神の毘沙門天も祀られています。
●谷中墓地 谷中霊園
徳川家をはじめ、多くの有名人が眠る谷中墓地。1957年まで、幸田露伴の小説に出てくる『五重の塔』の
モデルとなった五重塔があったが、谷中五重塔放火心中事件にて焼失。桜の名所としても親しまれ五重の塔があったあたりに毎年多くの花見客が訪れる。
■東京都・谷中霊園(やなかれいえん) 天王寺五重塔跡
http://www.e-ishiya.com/reien/yanaka/yanaka.html
「ただの犬のただの散歩」では、東京キッチュの”看板しない犬”まめの、散歩の軌跡を通して、都内で感じられる自然をご紹介致します。まめの住む谷根千エリアは交通量の多い不忍通りに接していながらも、不思議と緑に触れ合うことのできる場所です。その理由に、都内にしては広大なお墓・谷中墓地、お寺や神社が数多く残る寺町ということがあげられます。今では珍しい”土”の地面もお寺や神社だけなく小さな路地を進めばばったり遭遇!ということも少なくありません。そんな谷根千を中心に、どこにでもいるごく普通の犬の、いつもどこかでおこなわれている散歩を通して、みなさんも一緒に、都内に残る自然を感じていただければ幸いです。
文章・撮影と散歩は、とある夫婦( (株)クスール代表と、東京キッチュオーナー )と、その飼い犬、まめとで行ってゆきます。
(株)クスールとは、Webの技術で「もっと面白いものづくり」に取り組む会社。
ウェブサイト、モバイルアプリなどを中心に企画・制作を行っています。
その他、WebのイベントdotFesや、京都精華大学との産学連携スペースkara-Sなどの運営も行う。
東京キッチュとは、和&ユニークをテーマにセレクトしたオンラインショップです。
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