昨年生まれた赤ちゃんと一緒に帰省。岡山で吉備津神社へ参ることに。
きび団子をもらったので、お供についてゆくことにしました。
まめは三度目の、昨年末に生まれたムスメにとっては、はじめての岡山。
大事な日には吉備津神社に行くという、
いつの間にか定着してしまった一家の風習に倣い、
いざ百日参りへ。甥っ子たちと賑やかにでかけました。
ムスメの一生分の身体健康を願って、しっかりと祈祷をしてもらったものの
この日は春一番のふく風の強い日で、
歴史大好き、自称吉備津神社通の父のナビゲートで付近を満喫する予定が
あわただしくお参りをすませることに。
それでも幼いころ何度も行った吉備津神社のかわりのない風景に、自分とムスメを重ね合わせ
じわじわとこみ上げるものがありました。
両親に手をひかれてのぼった本殿までの急な階段、
じゃりじゃりっと踏むごとに音のする砂利の庭園、
身を清めるのためにのんだ井戸水や長い回廊をかけったこと、などなど、
いろんな感覚がよみがえります。
桃太郎伝説よろしく、お供にとついて行ったまめにとっては、今回の散歩、ちょっと物足りなそうだったかな。
でも、もっと残念そうだったのは、実家の黒柴ゴロウ。おうちでお留守番でした。
[まめが散歩したところ]
●吉備津神社 http://kibitujinja.com/ 岡山県岡山市北区吉備津931
大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社。大吉備津彦大神は、桃太郎伝説のモデルとなった人物。
国宝本殿は、京都の八坂神社につぎ、出雲大社の役二倍の広さがあります。釜の鳴る音で占う鳴釜神事が有名。
「ただの犬のただの散歩」では、東京キッチュの”看板しない犬”まめの、散歩の軌跡を通して、都内で感じられる自然をご紹介致します。まめの住む谷根千エリアは交通量の多い不忍通りに接していながらも、不思議と緑に触れ合うことのできる場所です。その理由に、都内にしては広大なお墓・谷中墓地、お寺や神社が数多く残る寺町ということがあげられます。今では珍しい”土”の地面もお寺や神社だけなく小さな路地を進めばばったり遭遇!ということも少なくありません。そんな谷根千を中心に、どこにでもいるごく普通の犬の、いつもどこかでおこなわれている散歩を通して、みなさんも一緒に、都内に残る自然を感じていただければ幸いです。
文章・撮影と散歩は、とある夫婦( (株)クスール代表と、東京キッチュオーナー )と、その飼い犬、まめとで行ってゆきます。
(株)クスールとは、Webの技術で「もっと面白いものづくり」に取り組む会社。
ウェブサイト、モバイルアプリなどを中心に企画・制作を行っています。
その他、WebのイベントdotFesや、京都精華大学との産学連携スペースkara-Sなどの運営も行う。
東京キッチュとは、和&ユニークをテーマにセレクトしたオンラインショップです。
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