不思議な名前の博物館へやってきた
密林の奥へ進んでは
遠慮して戻る
なんかアンニョイ
三浦坂の猫たちをわき目に
秘密の抜け道を通って
玉林寺へ
土の地面にあと一歩
やっぱりおとこは
ほうようりょくよね
[まめが散歩したところ]
●大名時計博物館
台東区谷中2-1-27
大名時計とは、江戸時代に大名のお抱えの御時計師達が長い年月をかけて手作りした時計のことをいいます。
「大名時計博物館」にはその大名時計を生涯をかけて蒐集した陶芸家・上口愚朗のコレクションが一堂に展示されています。
材質やすぐれた技術によって生まれた大名時計は「美術工芸品」として世界に類を見ないとのこと。
http://burari2161.fc2web.com/daimyoudokei.htm
●玉林寺
台東区谷中1-7-15
都の天然記念物「スタジイ」の巨木がいて、しめ縄を張って奉られています。その周りには低木のヒサカキ、
ベニシダなどが生え照葉樹林を作る植生の様子が見られる、とある(小冊子『足元の自然とつき合う』より抜粋)
玉林寺は江戸時代より前の1591年開かれ、当時からそこにあったとして知られる、歴史ある曹洞宗のお寺。
春は桜も見事。
http://yanesen-urouro.bakyung.com/2011/03/post11030901.html
「ただの犬のただの散歩」では、東京キッチュの”看板しない犬”まめの、散歩の軌跡を通して、都内で感じられる自然をご紹介致します。まめの住む谷根千エリアは交通量の多い不忍通りに接していながらも、不思議と緑に触れ合うことのできる場所です。その理由に、都内にしては広大なお墓・谷中墓地、お寺や神社が数多く残る寺町ということがあげられます。今では珍しい”土”の地面もお寺や神社だけなく小さな路地を進めばばったり遭遇!ということも少なくありません。そんな谷根千を中心に、どこにでもいるごく普通の犬の、いつもどこかでおこなわれている散歩を通して、みなさんも一緒に、都内に残る自然を感じていただければ幸いです。
文章・撮影と散歩は、とある夫婦( (株)クスール代表と、東京キッチュオーナー )と、その飼い犬、まめとで行ってゆきます。
(株)クスールとは、Webの技術で「もっと面白いものづくり」に取り組む会社。
ウェブサイト、モバイルアプリなどを中心に企画・制作を行っています。
その他、WebのイベントdotFesや、京都精華大学との産学連携スペースkara-Sなどの運営も行う。
東京キッチュとは、和&ユニークをテーマにセレクトしたオンラインショップです。
会話の弾む楽しいグッズをご用意しております。
とっておきの一品で、贈る人との距離を縮めてください。